邁進
こういう練習にしたい

練習の目的を全員が理解できるメニュー

心が折れることを許さない練習

練習後は幹部がその日に気づいたことを必ず言える練習

死にそうなほどキツいけど楽しい練習

マネージャーも参加できる練習

マネージャーから見て楽しそうと思える練習

 「もう一本!」が自然と出る練習

学年も実力も関係なく檄を飛ばしあえる練習

目指すキャプテン像

言葉でもプレーでも引っ張るキャプテン

チームメイトのことを第一に考えられるキャプテン

絶対に絶対にブレないキャプテン

目指すチーム像

選手全員、マネ全員が勝利に関われるチーム

強豪相手に自信をもって挑めるチーム

試合で成長できるチーム

「打倒立命」…京選1位 関学選1位 インカレ3位以上

就活に強し! 慶大体育会「リーダー教育」の内側

「原理原則」を体系的に
習得する企業なみの研修


新年である。新たなチャレンジである。混沌とした時代を乗り切るため、慶應義塾体育会がユニークなリーダー育成に乗り出した。スポーツの世界も社会も一緒。“経営学の父”ピーター・ドラッカーのいう「人は最大の資産」との思想が底流に流れている。
慶応大学が9年前から始めた実学ゼミナールの「LEAP」(Leadership Education Athlete Program)。体育会各部の部員が参加し、リーダーに必要なノウハウを習得する。4年生、卒業生らが講師となる。この講座を創設したスケート部ホッケー部門(アイスホッケー部)OBの中野森厳が説明する。「ビジネスで成功するためには、まず人づくりをやらなければいけない。とくにリーダーシップというのは、ある程度、状況を予見して準備する力があるかどうかなんです」。
リーダーとは天性の資質ではないのか。そう思いきや、横浜ゴムで常務を務めた80歳の中野は「やっぱり最初に理論がある」と言う。「原理原則を体系的におぼえ、実践しながら身につけていくほうが効果的。幾つかのスキルを身につけていくことでグレート・リーダーの道が開けていくわけです」。

百聞は一見にしかず、である。師走某日。慶応大学の三田キャンパスでの講座をのぞく。入り口には張り紙。〈制服、正装でないと入れません〉。
4年生が講師を務め、約20人の体育会学生がメモをとっていた。壁には各部の目標が書かれたA4判の白紙。ホッケー部〈早慶戦勝利。インカレ・ベスト8〉。相撲部〈80キロ以上の新入部員を3人以上入れる〉……。
講座は1日、90分間が4コマ。講師が手際よくプログラムを進めていく。テーマが「時間管理力」。講師が問いかける。「どんな時間がムダだと思うか?」。アメリカンフットボール部員がノートに書きだしていく。まるで練りに練られた企業研修みたいである。
学生たちは講座の一環として、OBが活躍する会社を訪問する。例えば、アイスホッケー部で中野の後輩にあたる古河直純が社長を務める日本ゼオンである。実社会のリーダーは「何を」持っているのか、JR東京駅そばの高層ビルの本社に古河社長をたずねた。


組織のベクトルをひとつにする
明確な目標と計画


日本ゼオンの古河直純社長(66歳)。慶大アイスホッケー部では主将を務めた。古河グループ創業家の兄弟姉妹7人の末弟でもある。

〈まずやってみる〉。清閑なフロア。受付横の画面には、そんな言葉が映っている。「ゼオノアフィルム」で知られ、特殊合成ゴムや高機能樹脂をメーンとした一部上場企業。約3000人の社員を束ねる古河社長は「スピード・対話・社会貢献」をスローガンとしている。
応接室。いきなりストレートな質問を投げる。「社長として何かを持っているとすれば何ですか?」と。古河社長が人懐っこい笑顔をつくる。
「あえて言えば、日々決断するということでしょうか。準備も必要でしょう。大切なのは、社員みんなにその気になってもらうということです」
つまりは、LEAPにあるマネジメントの10のスキルのうち、「問題解決力」「動機づけ力」か。古河が社長に就任したのが2003年6月。その際、前社長は古河をこう評した。「施策をきちっと出せるし、人を納得させる話術、従業員の心をつかむ力、人を動かす人柄の明るさや行動力がある」。
いわば「リーダーシップ力」。人としてチャーミングなのだ。古河グループ創業者の家系。慶大ではアイスホッケーに打ち込んだ。主将も務めた。
「社内的には対話って大事ですよね。従業員にいかに早く少しでも理解してもらうか。そういうのは体育会とまったく一緒だと思います。4年生に言えば、3年生、2年生と順に伝わっていく。ピラミッド型の組織の典型が運動部。やり方、進め方はまったく一緒なんじゃないでしょうか」

アイスホッケー部時代の経験が会社運営のベースの一部になっている。例えば、組織を構成する人々のベクトルをひとつにする。明確な目標と計画があって初めて人は動き出す。
学生時代、古河主将は「打倒! 早大」を打ち出した。戦力で劣っていても、危機感があればチームは変わる。戦略を打ち立て、こういう練習をすれば必ず勝てるという自信を持たせる。
「全員がひとつの方向にベクトルを合わせてやれば、相手がいくら強くても勝てます。会社でも同じ。やっぱり危機感がなかったら組織はたるんでしまう。だけど、今こういう手を打てば当面は克服できるし、将来はこういうバラ色の展開になりますよ、という話をきちんとすればいいわけです」
もちろん、成功する計画とは、組織を構成する人がその意味と手法を理解する必要がある。現状をしっかりとらえ、実行計画は明確でなければならない。計画遂行のため、どうしても練習(準備)は過酷を極めることになる。
「結局、全然勝てないといわれていた早稲田には勝った。もう明治に勝てばリーグ優勝だというところまでいったんですけど、危機感を持った明治に逆にやられてしまいました」

古河は慶大卒業後、将来性にひかれて「ものづくり」の日本ゼオンに就職した。興味深い出来事が三つある。
一つが、入社数年目の塩化ビニルの営業時代のことだ。日本ゼオンは樹脂の配合剤に鉛が使えなくなるため、新製品を開発していた。良質の代替品が出来上がり、古河は自信を持って得意先を訪ねた。が売り込みは失敗する。担当者に言われた。「他の会社の製品に決めた。もう少し早ければ……」と。
「スピードの勝負で負けた。ほかの樹脂メーカーにはつくれないと思って、大威張りで(得意先に)行ったら、『もういりません』。だから。そのときから、スピードにこだわっています」
「LEAP」でいう「問題解決力」。問題分析と意思決定において、実社会でもスピードは大事な要素なのだ。

二つ目が、1990年、古河がゴム販売部長のときだった。ソビエト連邦の崩壊を前に合成ゴムの生産が滞ったため、世界中がゴム不足に陥っていた。ゴム部門の販売は大きく伸び、この機に乗じて合成ゴムの生産を増やそうという声が上がった。だが古河はこれに反対。「この利益で新しい技術の開発に挑戦すべきだ」と主張した。
「周りも、うちも、ワーッと一時的に儲かった。でもロシアも生産施設をいずれ改良改善するだろうと思ったのです。だから、技術でリードしている我々がもっと研究していけば、将来、売り上げもどんどん伸びるのでは、と考えただけです。技術屋ではないですが、いろんな人の情報を受け入れるようにしています。そして判断する」
変化はチャンスである。チャレンジである。リーダーとは、優れたバランス感覚と鋭敏な感性力、チャレンジ精神を持っているものだ。
情報収集力でいえば、こんなことがあった。不況の波が押し寄せる直前、取引先の会社幹部とのゴルフ中に深刻な話を耳にする。古河は出社するなり、その会社の関連製品を「大減産して在庫を落とせ」と指示した。アンテナを張り、予知して、行動する、のである。

三つ目。日本ゼオンは93年度、経済低迷に伴い、大きな危機に見舞われていた。創業事業である塩化ビニル部門が赤字を出し、初の無配に転落。塩ビ事業はジョイントベンチャーで運営されており、複数の会社が複雑に絡んでいたため、自社だけで撤退を決められなかった。そんな中、取締役の古河が交渉に乗り出し、すべての会社を説得して撤退にこぎつけた。
決断と行動である。これまた「問題解決力」。説得するときのコツは、と聞けば、古河はにやりと笑った。
「誠意でしょう。最後は、やっぱり誠意しかないじゃないですか」
組織も人もピンチのとき、ほんとうの力が試される。日本ゼオンは09年度、経営環境の悪化を反映し、投資額を完成ベースで約100億円に抑えた。が、10年度は約150億円以上に増える見込みだ。
「今みたいなときには借金がどんどん減って企業体質が強くなっていますと言うから、何を言っているのだ、と。投資もできない会社の何がいいのだ、と思うわけです。投資する案件がないから借金を返しているだけじゃないかって。研究が進んでいないって一人で怒っているんです。やっぱり投資しなきゃダメでしょ」

どうしてもトップの思想は会社の空気に反映する。職場の明るさは、どこかにポジティブな社員気質があるからだろう。不況下ではコストを下げるしかない。日本ゼオンではコストダウンのため、従業員が改善提案をする仕組みがある。一昨年、新たに女性社員による「ムダ取り発見隊」も組織された。自動販売機が多すぎる。喫煙ルームが多すぎる。そんな提案が古河のパソコンにメールで直接入る。
本当かどうか、女性社員にこっそり聞けば、笑顔が返ってきた。「本当ですよ。社長に直接ものが言える。やる気につながっています」と。
これも「LEAP」にあるリーダーの「動機づけ力」である。人の欲求で強いのはやはり、自我の欲求、自己実現の欲求なのである。
そういえば、古河はよく、事業所、工場を回っては職場長らと酒席を共にする。月一で研究所に行ってはヒアリングも行う。少しでも現場の生の意見を聞きたいからである。

さて11年。新年の抱負を聞けば、古河の顔から笑みが消えた。
「やっぱり品質ですよ、企業は。製品の品質、仕事の品質を高める。そして社会に貢献することです」
これから実社会に乗り出す若者にも何かメッセージを。
「人には必ずいいところがあるから、それを伸ばせばいいんです。(企業面接で)自分のいいところをワーッと言えば、企業はすぐに採用しますよ」
とくに体育会の後輩には? 最後に問えば、刹那、目がやさしくなった。「人間形成を目的として運動部はあるんだ。勝つことを目指して人格を形成して社会に役立つ人間になっていこうじゃないか、という気概を脈々と受け継いでいってほしい」


福沢諭吉の教え
「あらゆる社会の先導者たれ!」


さて「LEAP」に戻る。リーダーシップ&マネジメントにおけるプログラムの全体像は次のとおりである。

*

▽定義
期待される成果を達成する為に人々の積極的な協力と参加を引き出す力

▽狙い
(1)業績を上げる、(2)人を育てる

▽基本の三思想
(1)変化を機会として捉える、(2)予知して準備する、(3)WIN-WINの思想

▽基本の五機能
(1)計画化、(2)組織化、(3)指示、(4)調整、(5)統制

▽基本機能を満たす10のスキル
(1)創造性開発力、(2)計画力、(3)組織化力、(4)時間管理力、(5)権限委譲力、(6)統制力、(7)問題解決力、(8)コミュニケーション力、(9)動機づけ力、(10)リーダーシップ力

▽機能が発揮されている常態三つ
(1)常に危機感が存在している、(2)常にグループ・リーダーシップが発揮されている、(3)常に学習し続ける。

*

中野は自身の体験を踏まえ、前記のようにまとめた。言葉を交わせば、リーダー育成への情熱がほとばしる。
「学生、とくに体育会に属した人たちは、社会の先導者になって、世の中をよくしなさいということです。そりゃ、走りながら体験する、知識を得ることもある。でもある程度、体系的な知識を覚え、実行していくほうが早いと思うんです。学生時代に培わないといけない倫理道徳、秩序、規律というものもあるでしょう。そういう意味で、OBとか経験豊富な先輩の連中が、学生たちによく噛んで含めるように教えることが大事なんです」
慶應義塾の塾祖、福沢諭吉の言葉にはこうある。〈独立自尊の気概を持て。あらゆる社会の先導者たれ!〉
先導者とはすなわち、グレート・リーダーなのである。

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NRI学生小論文コンテスト

野村総合研究所(NRI)は、「未来創発 -Dream up the future.-」という企業理念のもと、未来社会のパラダイムを洞察し、その実現を担うことを使命としています。この活動の一環として、これからの社会を担う若い世代の皆さんに、日本の将来に目を向け、考える機会を持っていただこうと、2006年から「NRI学生小論文コンテスト」を開催しています。

募集期間

2011年6月1日(水)~9月7日(水)

  • ※オンライン送信の場合は、締切日当日中に事務局で受信したものまで有効。郵送の場合は、締切日当日の消印まで有効。

http://www.nri.co.jp/publicity/contest/index.html

世界を相手に仕事をするということ[IBM]
[名言]

自分にいま、ないものをカウントすると、どんどん不安が募るだけだよ。
むしろ自分にある大切なものをひとつひとつ数えてごらん。
そうしたらおのずと不安なんてなくなるよ

山際淳司 (ノンフィクションライター)
via 『不安な心をしずめる名言』 (真山 知幸 著/PHP研究所)

http://meigen.ko2ko2.net/2011/07/1166.html

死ぬほど笑ったコピペ貼ってけ
[名言/BOOK]

1人にならない人は、自分を見つめる場がなく、その分成長の機会を失う。

仕事ができる人の勉強机の作り方』 (西山 昭彦 著/PHP研究所) より

自宅で仕事をしている人は当然仕事部屋(ワークスペース)が家のなかにあるはずですが、会社勤めの方はどうでしょう? 自宅に書斎・勉強部屋があるという方は少数派かもしれません。

でも自宅に書斎・勉強部屋が無いと成長の機会を失ってしまうと『仕事ができる人の勉強机の作り方』では警告しています。

その機会損失があなたの人生にいかに大きなダメージを与えることになるか気になる方はぜひ本書を手にとってみてください。

独立した部屋は無理でも、せめて勉強スペース(部屋の一角)を確保することから始めることを薦めています。
まず自分専用の「居場所」を確保し、自分磨きの戦略基地にするということです。

スペースを確保できたら、次はそのスペースを活用する習慣づくりが必要です。そうしないと、いつの間にか物置スペースになってしまいますから。
参考までに、本書の「書斎活用の6ヶ条」を簡単にご紹介しますね。

【書斎活用の6ヶ条】
原点は人間も動物だということだ。
動物だから、動物らしく手なずけていくと、いうことを聞くようになる。
  1. そこに居ると居心地がいいこと
    (動物だって居心地がいいからそこに来る)
  2. 省エネルギーで済むこと
    (手間がかからない、エネルギーが少なくて済む動線にする)
  3. 慣性の法則を、活用すること
    (何度も続けているうちに、そこに来ないと落ち着かなくなる)
  4. 欲望を遠ざけること
    (テレビとか)
  5. 脳内の快楽を覚えさせること
  6. 人間には基本欲求の他に、追加欲求の4つの要素がある。それを活用すること
    知識欲 ─ 知識を吸収したい
    創作欲 ─ クリエイトしたい
    顕示欲 ─ アウトプットを示したい
    交流欲 ─ 人と交流したい

同書より

http://gamayauber1001.wordpress.com/2010/07/14/%E4%B8%80%E4%BA%BA%E7%A7%B0%E5%8D%98%E6%95%B0/